どどんとふ:全チャットログ削除が正常に終了しました。
どどんとふ:「GM」がログアウトしました。
どどんとふ:「」がログインしました。
ビアンコ:ログ用ステータス紹介とテスト
★ポジティブスキル
【絶対正義】
 キアイが満タンの時のみ使用可能。キアイを全て消費する。
 戦闘含む自分の判定においてのみ、目標値を「上回るか」「下回るか」指定することが出来る。
 宣言は判定後でも構わない。1シーン1回まで。

☆ネガティブスキル
【恐怖性パニック】
 戦闘の自分の手番において、攻撃以外の行動ができない。

ヤルキ:10
□□□□□/□□□□□
キアイ:2
□□
クレイジー :1
バイオレンス:0
パラノーマル:-1

メモ:幼女と中年女性の多重人格者。を演じ続けているオッサン。
某国の初等教育学者。家族心理学を専門にしていた。
自分の理論に絶対の自信を持っており、その理論にそぐわない環境と社会を憎んでいる。
見境なく理想の家族関係を押し付けるため、親族の家庭はビアンコから距離を置いていた。

裏世界滞在時は、外見も声も中身も、幼女もしくは中年女性のどちらかとなっている。
「ビアンカ」「ビアンカのママ」は彼の理論の中にだけ存在する、彼にとっての「完璧な母子」の人格である。

どどんとふ:「ビアンコ」がログアウトしました。
どどんとふ:このサーバでは24.0時間以上ログインすると接続が切断されます。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「ビアンコ」がログインしました。
GM:<ハンドアウト>
 PCのイキザマはハミゴである。
 月葬刑――月への流刑を言い渡された地球の存在だ。つまりは重罪人なのだが、あらぬ罪で月葬刑となった「きらわれもの」である。
 初期所有アイテムなし、クレジットなし。(罪人だから没収されている)

GM
GM
GM: 
GM: 
GM: 
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GM: 
GM: 
GM: 
GM: 
GM:月葬刑。
GM:それは重罪人を月へ流刑する処刑方法である。
GM: 
GM:罪人は何もない月を彷徨い、
GM:じわじわと生命維持装置が制限され――苦痛の中で死に至る。
GM: 
GM:そしてまた一人、月に罪人(きらわれもの)が送られた。
GM: 
GM:不可避の死。
GM:摩滅していく正気。
GM:水を湛えた青い星(かえれないばしょ)が嘲笑う。
GM: 
GM:死神の顔面には笑顔が張り付いていた。
GM: 
GM: 
GM:アングラ日常TRPGロジウラフォークロア
GM:『月葬刑』
GM: 
GM: 
GM:開幕。
GM
GM: 
GM
GM:<オープニング>
GM:月面で君は目を覚ます。
GM:宇宙服越しに見えるのは青い青い――地球だ。
GM:君は自分が月葬刑に処されたことを知っている。
GM:周囲には誰もおらず、何も聞こえず、灰色の地面が広がるばかり。
GM:とゆわけで月面到着したよ!RPどうぞ!なんもないけどね!
ビアンコ:本当に何もない
ビアンコ:銀色の世界が広がってるな…青い地球が見える
ビアンコ:あそこに住む者の誰しもが私を否定した。
ビアンコ:地球には憎しみしかない。
ビアンコ:そしてわずかな憐みがあるかもしれない。
ビアンコ:わたしの絶対の教育理論を無下にした人類はあまりにも愚かだった。
ビアンコ:銀色の砂漠で座り込んでいます。
GM:歩き出そうにも目的地もないだろうしね。では、そんなリアクションをしてもらったところで一度シーンエンドといこう。オープニングだしね。
GM
GM
GM:<ミドルシーン>
GM:うずくまっている君。目的地も目的もなにもない、当然の反応といえるだろう。
GM:で、あるが。――ふと、ほど近いの地面に何かを見つけたよ。
GM:見に行く?
ビアンコ:行ってみよう
GM:では、君は何も無い月面――地球から見ればあんなにも綺麗だった場所――を、発見した『目的地』へと歩き始めた。重力が地球よりも無いので足取りだけは物理的な意味で軽やかに。
ビアンコ:フワフワ
GM:フワンフワン。そして君は『目的地』に辿り着くわけだけれど―― 地面にあったそれに目を向けたことだろう。
GM:それは朽ち果てた死体――自分と同じ宇宙服を着ている死体だ。
GM:ヘルメットの部分から見えたその姿は、既に……。
GM:……君もいつかこうなるのだろう。それは心を抉るような光景だ。
GM:目標:クレイジー判定で4以上。
ビアンコ:1d6+1>4 クレイジー
DiceBot : (1D6+1>4) → 3[3]+1 → 4 → 失敗

GM:以上、なので成功だね >= って記号にするとええやで
ビアンコ:まちがえた 成功だった
GM:ジャスト成功ってやつだ
GM:では君は、血の気の引くような光景を目の当たりにしたけれど、取り乱すことはなかった。
GM:RPどうぞだよ
ビアンコ:月葬刑の存在は知っていたので取り乱さなかった
GM:死人に口無し。崩れた肉を内包した宇宙服のヘルメットが、静かに地球を映している。
ビアンコ:自分がこのような罪人と同じ一塊のつちくれとして死ぬことがどれだけの大事か人類は理解していない
GM:この骸が処刑されて然るべきな大量殺人者なのか、『君と同じ』なのかは、誰も知らない。君さえも。……野晒しの死体から得られる情報は、「お前もいつかこうなるんだ」という死の宣告だけである。君がどれだけ、有能であろうとも。
ビアンコ:この死体の生前は知らないが、私のような未来へ託すべき理論を持っている人物ではありえないだろう。
ビアンコ:それはあまりにも哀れである。人類への哀れみと憎しみばかりがわたしを支配している
ビアンコ:(端的に言うと「地球が爆発すればいいのに」である
ビアンコ:憎い憎い憎い憎い
ビアンコ:憎しみの余り死体蹴りしていいですか
GM:どうぞどうぞ。
ビアンコ:ゲシッ(フワッ
GM:それに文句を言うような者は誰も居ないしね。死体損傷でなんやら~という法律も月には無い。
ビアンコ:(´∵`)フワフワする
ビアンコ:むなしくなったのでもういいです。。。。
GM:うむ。。。。 では、ふわっとした弧を描いて、死体は遠くの方の地面に落ちた。ちょっとだけ土煙があがった。
ビアンコ:ガックリしてまた途方にくれます。。。。
GM:では君は再び、何も無い月面でボンヤリと立ち尽くす……。
GM:シーンエンドだ。
GM
GM
GM:▼シーン2
GM:月での暮らしが漫然と続く。時計もなく、日没の時間も異なる月で、どれほどの時間がたったのかは分からない。
GM:(ちなみに月の昼と夜は、地球時間でそれぞれ約15日だそうです)
GM:相変わらず空には青い地球が水を湛えている。
GM:一方で君の生命維持装置から補給される水分や栄養も最低限で、死なない程度の空腹と渇きが常に付きまとっている。
GM:冷たい水も、味のある美味しい食事も、もう二度と君は口にすることは出来ない。そう思い知らされる。
GM:意識が、精神が、少しずつ削り取られていく。
GM:こんな生き殺しの日があとどれぐらい続くのだろう?
GM:RPどぞぞ
ビアンコ:空腹と衰弱と虚無感でヤバい(語彙もヤバい
GM:ヤバみが伝わってくる。
GM:しかも、ごわごわした宇宙服じゃ横になりづらいし寝にくそうだし、そもそも寝やすい場所も無いだろうし、慢性的な睡眠不足になってるかもね。睡眠の質が悪すぎるってやつだ。
ビアンコ:ヤバみのあまり精神がアレして今アレ(語彙
ビアンカ:「ママ、どうしてわたしはこんな目にあっているの?」ひとりごと。オッサンの声だけど
ビアンカ:「ひどい。ひどいひどいひどいひどい。精神に甚大な影響を与えるわ」
ビアンカ:「温かい家庭と教育が必要よ。それはすべての子どもに与えられるべき権利なのよ」
ビアンカ:「どうして分からないの。やがてしかるべき情操教育をされなかった大人たちによって世間はめちゃくちゃになるわ」
ビアンカのママ:「せめて私という家庭のモデルを世間に託さなければならなかったわ」オッサンだけど
ビアンカのママ:「私教育によって豊かな情操を得た子ども達による理想的な社会には決してもうなりえないのだわ」
ビアンカのママ:「ビアンカ、あなたのような完全な子を社会に送り出せなくて私は辛いわ」
ビアンカ:「いいのよママ。すべて何も知らない愚かな社会が悪いの」
ビアンカのママ:「私は憎いわ。私たちの救いを無下にし、あまつさえこのような目に合わせた地球が」
ビアンコ:「憎い」
ビアンコ:「憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い…」
ビアンコ:オッサン無限にブツブツ言ってます
GM:それでも、君の体内に直接、そして強制的に流し込まれる水と栄養が、君が死ぬのをまだ許してはくれない。君が死ぬまで憎悪は雪だるま式に膨れ上がり続けるのだろう……。
GM:と、そんな時だ。……遠くに何かが見える。
GM:それは人の形をしていた。だが……宇宙服を身に着けていない。この、月の上で。
GM:どうする?
ビアンコ:なんだって
ビアンコ:もちろん見に行こう
GM:では君が謎の人型? へ歩みだそうとした時……
--:「よう」
--:ぽんぽん。後ろから肩を叩かれた。
--:さっきまで前のほうにいたあの人の形がいつのまにかいない。
ビアンコ:なんだと もちろん振り返る
--:「へえ、存外に驚かないんだねアンタ」
--:へらへら笑うそれは、宇宙服も着ていない、荒唐無稽な『人間』だった。
ビアンコ:チャラい…
--:最大限に荒唐無稽をあげるとすれば、それが大きな鎌を持っているということ。
ビアンコ:なんなんだこれは…幻か…
ビアンコ:月に生命体はいないし、人間の姿をしているが、人間がこのような姿で月面に立っていられるはずがない。
--:「賑やかそうだから見に来たんだが、急に静かだな?」 しげしげとお前を眺めている。
ビアンコ:よって彼は私の幻である。何も言わず彼を観察している。
ビアンコ:静かだぞ。
--:「お前、名前は?」 サイレントに関わらず馴れ馴れしく話しかけてくる。
ビアンカ:「ビアンカよ」オッサンです
ビアンカ:「あなたはだあれ?」
--:「ビアンカか。なるほどな、俺は死神。知ってるだろ? 人の命を刈るアレさ。ま、仲良くしようや」 握手しようぜ、と手を差し出してくる。
ビアンコ:子どもは時にイマジナリーフレンドなどを作り出すものだ。ビアンカの人格はその人物の存在を受け入れ返答した
ビアンカ:「……ええ、なかよくしましょうね。死神さん」
ビアンカ:握手はする
死神:「ほほう? すんなり俺のこと認めてくれるんだね。お前さんとは仲良くなれそうだ」 敵意などは無いようで、極めてフレンドリーである。
死神:アクシュ~
ビアンカ:「ところで死神さん。あなた、こんな過酷な環境下で保護もされずに彷徨っている女の子をみてどう思う?」オッサンだけど
ビアンカ:「どう思う?あんまりだと思わない?大人たちがわたしをここへ送りこんだのよ?」
ビアンカ:「ひどい…どうしてこんなことができるの!!あんまりだわ!!!」オッサンだけど
死神:「女の子?」 しげしげともう一度眺め……まぁいいか。そういうこともあるさ。本人がそう言うんならきっと真実なんだろう。そして言葉を続けよう。
死神:「あ~~~、そりゃ確かに酷い話だな。そしてにっくき大人たちは、あの青い星で君が死ぬことをツマミに一杯ひっかけてるってわけだ。ドンマイだな」
ビアンカ:「大人は馬鹿だわ!あまりにも馬鹿!!!」
ビアンコ:「なぜ有益な私を殺そうと思うのか。まるで彼らは破滅を望んでいるのか。あまりに愚かだ」オッサンに戻る 最初からオッサンだけど
死神:「ワオ。あんたスゲーのな」 色んな意味で
死神:「まぁ、あれだ、俺はお前の意見を肯定するよ」
ビアンコ:「私の存在が歴史の裏でひっそりと消えたことで…一瞬の気ばらしをしようとしたことで…」
ビアンコ:「何も知らないくせに簡単なことを言うな!」キレるオッサン
死神:「まぁまぁカリカリしなさんなって。深呼吸しようぜ、な?」 へらへらしている。
ビアンコ:「貴様…死神といったな…私の幻か、何なのかはもう分からないが…」
ビアンコ:深呼吸したら苦しくないですかね?(生命維持装置そろそろアレ
GM:ぶっちゃけ苦しいっすね!
死神:「イマジナリーフレンドだと思いたいならそう思ってくれちゃっても構わないぜ。よろしくな『マイフレンド』」 口ぶり軽い軽~い
ビアンコ:ヒエ~~~~~~~~~wwwwwwww
ビアンコ:「死神…そうか…くそっ、死神…」フワフワ地団駄
GM:フワンダ
ビアンコ:最後の1踏みは、せつない。(フワッ
死神:「宇宙にだって死神はいるさ、死人が出るんだから。当然だろ?」 肩をポンポン
ビアンコ:「私の精神も自分では理解できない部分も多いようだ。なぜなら私の概念上の死神はそのような姿ではないからな」
ビアンコ:「……私はいつごろ死ぬのだろうか」
死神:「とりあえず今すぐじゃないぜ。死神の俺が言うんだから、これはマジだ」
ビアンコ:「なんだと…まだ死なないのか」結構苦しくなってきたんだけど
死神:「まぁまぁ、生きてたらいいことあるからさ。……そうだ、お前、『アレ』はやったのか?」
ビアンコ:「アレだと?」
死神:「その口ぶりだと……まだっぽいようだな。じゃあそろそろじゃないか?」
GM:と、ソイツが言った直後だ。
GM:君のヘルメットにモニターが展開する。無機質なメッセージが流れる。曰く……
GM:被害者に謝罪の言葉を述べよ、という内容だ。
GM:誠心誠意の反省を見せなさい、と機械音声が命令している。
GM:機械音声は徐々に大きくなる。君を急かすように。
GM:拷問のように同じ言葉が繰り返され続ける。
GM:RPどぞ
ビアンカのママ:「謝る言葉なんてないわ!」オッサンだけど
GM:どんどん命令の声は大きくなる。耐え難いほどに。
ビアンカのママ:「冤罪と、こんな非人道的な追放を許す社会と、その構造中の人類なんかに述べる言葉はないわ!」
死神:腹を抱えてクククククと笑いを堪えている。肩が戦慄いている。
ビアンカのママ:「やがてあなたたち人類は……私に謝罪するときが来るでしょう!」
ビアンカのママ:「私に!私とビアンカに!机上の空論と嗤った私たちに!」
ビアンカのママ:「そのときには後悔しても遅いわ…私たちの死は、人類にとって神罰に等しいのでしょうね!」
ビアンコ:死んでも謝る気配ないです
GM:では、音声がピタリと止んだ。
GM:直後である。
GM:choice[親指,人差し指,中指,薬指,小指]
DiceBot : (CHOICE[親指,人差し指,中指,薬指,小指]) → 小指

GM:choice[右手,左手,両手]
DiceBot : (CHOICE[右手,左手,両手]) → 両手

GM:ふむふむ
ビアンコ:ヒエ
GM:ばつん
GM:と、嫌な感触と言うか、音の感じと言うか――
GM:両手の小指に激痛が走る。指が切断された、……のだろう。ペナルティだ。
ビアンコ:もちろん悲鳴あげて月面フワゴロしますね
死神:「嘘でもごめんなさいって土下座すりゃいいものを……」
ビアンカ:「そんなのは非人道的だわ!それを許す社会にわたしは生まれたくない!」
ビアンカのママ:「そうよ…私たちはあまりに時代と社会構造に恵まれなかったのだわ」
死神:「おおよしよし。痛いよな、痛いよな。しんどいよな。指チョンパーだろ? 宇宙服にそういう仕掛けがされてるんだってさ。悪趣味だよな~~」 しゃがみこんで背中をよしよしイイコイイコ
ビアンコ:「死神よ、お前が私の幻でなければ、私を殺してくれ」ダメもと
ビアンコ:「憎しみと憐れみに疲れたのだ」
死神:「おいおい、死にたいとか、そういうことを軽率に言うなって。地球のあいつらはお前が死ぬことを望んでるんだぜ。思い通りになっちゃっていいの?」 頭をナデナデ
ビアンコ:「私は人類に貢献するべく生まれたと思っている。そのために行ったことで、彼らが私を拒絶するならば、致し方ない」
死神:「まぁ、大丈夫だって。そんなおセンチにならないでさ? この死神様が膝枕してあげるから」 正座して膝ぽんぽん
ビアンコ:「本当に何なんだお前は」本当に
ビアンコ:私の幻なら、膝枕をしてもらうなら野郎なのはなんかおかしいな。
死神:「死神だよ?」 だよ? :-)
ビアンコ:なんだコイツ(現在の率直な感想
死神::D
ビアンコ:だいぶ朦朧としてるし、膝枕されるか…
ビアンコ:バタン(フワン
死神:「素直だな~~~」 マジで来るとは思ってなかったけどまぁいいや なでなでしたろ
ビアンコ:オッサンですまんな
死神:「ああそうそう、今ので『ごめんなさいチャレンジ・第一回』は終わりだから。もう安心して良いぜ。『第二回』がいつくるかは俺にも分からないけどな」
死神:ええんやで
ビアンコ:「第一回」初耳だという顔
死神:「ウン、第一回、第二回、第三回……とこれからもずっと不定期で」 あっさり言い放つ
ビアンコ:「あまりに野蛮だ。やはり私の理論を解するに値する社会は当分訪れないのだろうな」
死神:「大丈夫だって。……大丈夫大丈夫」 ぽんぽん
ビアンコ:「お前は…この月にずっといるのか?」まだ幻だと思ってるけど
ビアンコ:「月葬刑は幾度も執行されたが…その罪人を見送って来たのか?」
死神:「ん~~…… 数えてないから覚えてねーや」
死神:指をひーふーみーと折る仕草。
ビアンコ:「そうか…罪人たちは最期にどのような様子で死んでいったのだろうな」
死神:「十人十色だな」 ハハハ
ビアンコ:「私も、やがて何でもない宇宙の芥となるのだ…」ぐったり
死神:「そう言うなって。生きてたらいいことあるさ」ぽふぽふしつつ、言葉を続ける。
死神:「ま、今日は痛みが引くまでゆっくりしてるといいさ。哲学は痛みが引いてからしたらいい。名案だろ?」
ビアンコ:「言われなくても何もできない。この憎しみはいつ消えるのだろうか…」ぐったりし続けます!
死神:返事はせずに、フフッと笑うだけだった。
GM:ではでは……
GM:切断による鋭い痛みに顔をゆがめつつ、君は時間をやり過ごしたことだろう。一度シーンエンドだ。
GM
GM
GM:▼シーン3
GM:月での暮らしが漫然と続く。
GM:意識が、精神が、少しずつ少しずつ削り取られていく。
GM:こんな生き殺しの日がまだ続くのだろうか。
GM:死神と名乗る謎の存在はずっと付いてくる。
死神:「そーいやお前、なんで月葬刑になったの?」
ビアンコ:「分からんのだ」わからんのだ。
死神:「ってことは、ひょっとして冤罪、とかいうやつかね?」
ビアンコ:「その通りだ」
死神:「あーらら。じゃあ冤罪をなすりつけられちゃうぐらい、きらわれものだったってことか」
ビアンコ:「嫌われていたとはとんでもない。私は人類のために私の理論を完成させるべく邁進していたのだ」そこだよ要素
死神:「はっはっは。アンタ面白いね。学者かなんかだったの?」
ビアンコ:「…小児の家庭環境における初等教育学の理想形を完成させようとしていた」
ビアンカのママ:「そして私は人類のモデルとなるべき母なの」
死神:「ワオ」
ビアンカのママ:「私は人類の文化的教育において理想とされる母親であり指導者である。すべての母親が私を模倣することが私の理想なの」
ビアンコ:「だがそれも…もう叶わない」地球みながら
死神:「それだけ――アレだ、理念とか、役目とかがあったなら、人生も充実してたというか楽しかったんじゃないの?」
死神:並んで一緒に地球を見ようじゃないの。
ビアンコ:「楽しかった…といえばそうともいえる。しかし、憎しみ、憐れみ、憤り、歯がゆさ…私が研究を続けて、社会に感じたのはそれらしかなかった」
死神:「そぉかー。なぁ、友達はいた? 恋人は?」
ビアンコ:「学友はいたよ。しかしもう長いこと会っていない。恋人もいたことはあるが、長くは続かなかった」
死神:「ふーん」 漫然~とした返事だ
GM:……そんな風に死神と意味のない会話を繰り返して、時間が無意味に流れて。
GM:飢え。渇き。苦痛。苦痛。君の苦しみは、肉体的にも精神的にも頂点に達しようとしていた。
GM:choice[例の『第二回』があった,なかった]
DiceBot : (CHOICE[例の『第二回』があった,なかった]) → 例の『第二回』があった

ビアンコ:ヒエ~~~~~~~~~~~^wwwwwwwwww
GM:choice[親指,人差し指,中指,薬指,小指]
DiceBot : (CHOICE[親指,人差し指,中指,薬指,小指]) → 親指

GM:choice[右手,左手,両手]
DiceBot : (CHOICE[右手,左手,両手]) → 右手

ビアンコ:ギャーーーーーーーーーーーースwwwwwwwwwww
GM:右手の親指も失いつつ……様々な負荷で意識は朦朧としている。
GM:引ききらぬ痛みの中――いや、苦痛はずっと終わっていない――なにか、なにか助かる術はないのか……?
GM:目標:バイオレンス判定で3以下。
ビアンコ:うめき声をあげて月面をはいずってますね。。。
ビアンコ:1d6<=3 バイオレンス
DiceBot : (1D6<=3) → 1 → 成功

ビアンコ:やさしい
GM:死に物狂いみを感じる
GM:では、今にも霞んで歪んで滲みそうな君の視界の果てに建物が見える。開発途中で廃棄された宇宙ステーションだ。
GM:ひょっとしたら、万が一、億が一、地球に帰れる宇宙船や脱出ポットがあるかもしれない。
GM:脱出ポットでなくとも、生命維持装置を上手く機能させる道具があるかもしれない。
GM:そうしたら、助かるかもしれない。
GM:この苦痛が終わるかもしれない。
GM:RPどうぞ
ビアンカ:「…死神さん、あれが見える?」
ビアンカ:「あれは…も、もしかしたら、動く…のかしら?」うめき声をあげるオッサンの声だけど
死神:「お? ああ、アレか」 見えてるよ~
ビアンコ:返事を待たずにのそのそと立ち上がって歩き出す…
ビアンカ:「そうよ…あれは…きっと動くわ…」
死神:「そうだな、きっと良い未来が待ってるさ」 ついていこう
GM:では、君は彼方の宇宙ステーションを目指して歩き出す……
GM:一度シーンエンドだ。
GM
ビアンカ:「きっと今頃地球では…人々が、わたしたちを殺そうとしたこと、後悔しているわ。わたしを…わたしたちを導いているの」
GM:さてさて、辿り着けるかな……?
GM: 
GM
GM:▼シーン4
GM:君は歩き続ける。
GM:しかし、だ。まるで砂漠のオアシスの幻影のように、宇宙ステーションに近付いたような実感はない。
GM:目標:パラノーマル判定で3以下。
ビアンコ:1d6-1<=3 パラノーマル
DiceBot : (1D6-1<=3) → 1[1]-1 → 0 → 成功

ビアンコ:やさしい(?
GM:すごいな!
GM:死に物狂いなんだな
GM:あの宇宙ステーションは死神の魔法による幻影であることに気が付く。心を蝕む絶望に、ヤルキ-3。
ビアンコ:なんだろうなコイツ(?
ビアンコ:ヒエ~~~~~~~~~~~~~wwwwwwww
死神:鼻歌をうたっている。
ビアンコ:「…どうして!? どうして消えてしまったの!?あなた…あなたのせいなの!?」
ビアンコ:胸ドンドン 幼女っぽい仕草だけどオッサンです
死神:「え? 消えちゃいないって。辿り着けないだけで……はは。元気付けようと思っただけさ」 ああ気付いたのねって様子。
ビアンカ:「辿りつけないですって!?…どこかにはあるの!?」
ビアンカ:「はやくつれていくのよ!きっと今頃地球では、わたしたちの帰りを待っているもの!」
死神:「探せばあるんじゃないかなぁ。ははは、いやはや、元気でたみたいじゃないの。よかったよかった、頑張ろうぜ、きっと未来は明るいさ」 肩をぽんぽん
ビアンコ:「明るいわけがないだろう! 現に…月葬刑での死刑は執行されている。私は知っている」死体も見たしな
ビアンコ:オッサン、ぐったり
死神:「生存者についての報道が隠されてるだけかもよ?」 
死神:なんせここにはレポーターなんぞいないしな、と笑っている。
ビアンコ:「……この場所で延命して何になる? 私は社会のために生きていたのに…」
死神:「さぁ? なぁビアンカ、お前の人生で一番楽しかったことって何?」
ビアンカ:「……なんだろう。……わたしは…」
ビアンコ:「まだジュニアハイの生徒だったころだ。学年の生徒会の選挙があった。そこで…支持を集めて当選した時…だったかな」
ビアンカ:わたしたちには何もないわ。なぜなら私たちは【人生】を持たない机上論上の存在だもの
GM:君は過去に思いを馳せる。過去に思いを馳せれば、要らぬ過去まで脳みそがほじくり返す――
GM:君は君の人生というものを見返してみるかもしれない。
GM:なすりつけられたあらぬ罪。
GM:守ってくれる人はおらず。
GM:誰もが敵だった。一致団結したマジョリティにただただ慰み者にされた。
GM:味方なんていなかった。
GM:誰も手を差し伸べてくれなかった。
GM:誰も理解してくれなかった。
GM:誰も守ってくれなかった。
GM:ずっと嫌われ者で、ずっと迫害されて、ずっと仲間はずれだった。
GM:愛など自分の人生ではフィクションだった。
GM:ずっと一人だった。
GM:このまま、一人のまま、孤独のまま死ぬのだろうか。
GM:RPどうぞ
ビアンコ:「そうだ…私の存在は、愚か者たちの中では異質だったのだ」
ビアンコ:「幼いころの、単純な社会構造の中では、私の適正は発揮された。だが複雑な大枠をもつ社会はどうだ?」
ビアンコ:「全ては愚か者どもの欲望によって、道徳や先見を犠牲にし、…私のようなものを切り捨て、滅ぼされていくのだ」
ビアンコ:「私の…いや、人は、人と人の狭間でしか存在できない。私はいまや、ただの蠢く一塊の肉塊にすぎない」
ビアンコ:ぐったりオッサン
GM:そうだね。強い虚脱感に襲われたことだろう。
GM:気が付けば、君は倒れていた。もう、生命維持装置の限界が迫っていた。
GM:視界がかすんで――あんなに憎らしいほど青く見えていた地球すら、もう見えない。
ビアンコ:地球など最初からなかったのかもしれない。
GM:そうかもしれないね。
ビアンコ:私はやがて、私を必要とする、あるべき社会構造の中で生まれ変わるのだ。
ビアンコ:生まれてから今までは、すべてが悪夢だったのだ。
GM:君の意識が少しずつ、黒く塗り潰されていく…… というわけでクライマックスシーンに移ろう。
GM
GM
GM:<クライマックス>
死神:さて。倒れたお前のヘルメットを覗き込むぜ。
ビアンコ:キュー
死神:「おいおい、元気出せよ。そんなに絶望するなって」
ビアンコ:ジジ……ジジジジ…
死神:「世の中には、思った以上にチャンスってのが転がってるもんだぜ。さぁ、一発逆転タイムさ。お前の崇高な理念をむざむざ滅ぼしちゃ駄目だろ?」
ビアンコ:ジ…?
ビアンコ:マジ?
死神:「その方法を俺は知ってるのさ」 知りたいかい、と言わんばかりにグッと覗き込んでくる。
ビアンコ:なんだと…(声を出す元気ももうないけど)
死神:「ああ、マジだとも。とっておきの必殺技さ」
死神:そして死神はこう告げる。
死神:「死神になれば死なずに済むぞ」
ビアンコ:まさかお前も…
死神:「どうだ、死神になるかい?」
死神:「そうすれば、もう、苦痛なんかとはオサラバできるんだぜ?」
ビアンコ:地球には帰れるのか?
死神:声を発していないのなら、俺の耳にその質問は届かないなぁ。
ビアンコ:そうか…
死神:お前に、鎌を持っていない方とは反対側の手を差し出そう。
GM:君の選択の時間である。
GM:死神になって生き延びるか。
GM:このまま死に身を委ねるか。
ビアンコ:いや、憎しみが消えないのならば、私は死を選ぶ
ビアンコ:私は生まれ変わるのだ。私の生まれるべき社会へ。それが妄想だとしても
死神:「……どうした? 取れよ、俺のこの手を」
死神:「理想理想ってあんなに言ってたじゃないか。死んだら全部終わっちゃうんだぞ、学者先生よ」
ビアンコ:人が神や神秘世界にすがる理由が心から分かった。生まれ変わりや魂の存在を信じる心も。
ビアンコ:「…さらばだ。私は、…生まれ変わる」
ビアンカ:「さようなら」
ビアンカのママ:「さようなら」
死神:「……そーかよ」 では手を引っ込めて、両手で鎌を持った。
死神:「……じゃ 理想と共に死んで逝け」 振り上げる。
GM:掲げられた黒い鎌が、青い地球を映して煌いた。
ビアンコ:これが死だ。この憎しみも終わる。
ビアンカ:そしてわたしたちは、いつかどこかの社会の中で、
ビアンカのママ:理想像となって存在することができるの。
ビアンコ:いつか…いつか…
GM:そして――
GM:鎌が振り下ろされる。
GM
GM
GM:<エンディング>
GM:鎌の切っ先が振り下ろされる寸前――
死神:「……優しくしてやったのによ、狂信者め」
GM:閉じていく意識の中――そんな舌打ちが聞こえたような気がした。
GM: 
GM:そして、君の人生は幕を下ろす。
GM:ゆるやかな冷たさ。
GM:しかしそれはどこか心地いい。
GM:そうだ、これでもう、苦痛を味わう必要はなくなるのだ。
GM:嫌なことも苦しいことも、これで全部終わるのだ。
GM:それはきっと――幸せなことだ。
GM: 
GM: 
GM:アングラ日常TRPGロジウラフォークロア
GM:『月葬刑』
GM: 
GM:THE END.
GM
GM